空き缶は換金できる!【リサイクリング】
エコ警備隊員オイルは毎日どこかで空き缶と瓶を拾ってきます。
多分拾わない日はないってぐらい。
リサイクルに熱心というのもありますが空き缶と瓶を拾うことによってお金にもなるから。
ゴミがお金になるなんて素敵なオーストラリア!
日本にいたときはゴミを捨てる前にゴミ袋を買うことから始めていました。私が住んでいた場所は普通ごみ/プラスチックごみ/缶と瓶ごみに分けられコンビニやスーパーで袋を買うシステムでした。たまに何かの粗品でゴミ袋貰えた時は地味に嬉しかった記憶が。。。古紙回収だけは無料でしたが。
オーストラリアでは空き缶と瓶を持っていけば回収してくれるだけでなくお金も返ってくるという。
\素晴らしき10cリファンドシステム!(/・ω・)//
戻ってくる金額はひとつにつき10セントですがチリも積もればなんとやら。
今回はそのリサイクルシステムのお話しです。
10cリファンド(返金)システム
1970年代に南オーストラリアでこの制度はスタートしたよ!
空き缶・瓶・ボトルを回収し返金する制度を初めて実施したのは南オーストラリア州。それから徐々に規模を拡げ今ではヴィクトリア州とタスマニア州以外で実施しています。
オーストラリア全土でやってると思ったら違いました!
南オーストラリアは早かったねー
南オーストラリア州 | 1977年開始 |
ノーザンテリトリー州 | 2012年開始 |
ニューサウスウェールズ州 | 2017年開始 |
首都特別地域 | 2018年開始 |
クイーンズランド州 | 2018年開始 |
西オーストラリア州 | 2020年開始 |
タスマニア州 | 2022年開始予定 |
ヴィクトリア州 | 2023年開始予定 |
西オーストラリア州は2020年10月1日開始とのこと。つい最近!
州によって回収方法が異なります。
回収できるもの
- 紙パックのジュース類
- ビール瓶
- 瓶ジュースや缶ジュース
- 通常のペットボトル
返金対象のボトルには【10c REFUND】の表示がついています。150ml〜3Lまでの物。
ヤクルトのボトルも1つにつき10セント返金!
ちなみにヤクルトは10個セット$7.7(約590円)で売ってます〜
回収できないもの
- ワインボトル
- 牛乳のコンテナ
- スピリッツ系ボトル
- 1Lを超える野菜や果物のジュースコンテナ
- 調味料系瓶
ボトルのキャップは外して普通のリサイクルに出します!
回収してもらう場所
州や自治体で回収システムは変わります。無人のコンテナのような場所に持ってったり、つぶれた缶はだめだったり。返金してもらった代金はそのまま募金もできる場所もあるみたいです。
南オーストラリア州はリサイクルセンターに持ち込むのが今のとこスタンダードかと。
実際に持って行ってみた
いざリサイクリングセンターへ!大体3ヶ月にいちどのペースで行きます。
ドライブスルーのような感じで車を横づけして持参した缶や瓶をおろすだけ。
オイルが頑張って集めた缶たち。こちらは道端のポイ捨ては割と少ないと思ったのですが探せばありますね。すすいでおかないと蟻だらけになります。少々つぶれたり汚くても南オーストラリア州では回収してくれてます。
スタッフの方はここで一気に瓶と缶を種類別に仕分けします。すごい速さで。同時に缶のカウントもしながら。
まじプロフェッショナル!
画像のものは10 %が私達が消費したもの。90%はオイルがひとり道端清掃で持ち帰ったもの。すご!
オイルに感化され、あぶらも路上警備がてら拾い始めました。進化〜
毎回陽気に対応してくれるブルース・ウィルス(と勝手に呼んでいる)とベン・アフレック。リサイクリングセンターのスタッフはみなフレンドリーでいつも笑顔。コミュ障の強い味方!(/・ω・)/
缶の音がすごいので大体叫びながら話してますが。何言ってんのか分かんなくてもモウマンタイ。
いつもありがとう、チーム・アルマゲドン!
今回の缶瓶リサイクル数は515個!$51.50をキャッシュで頂きました。
我が家はこれをエコ貯金として貯めてます。今のとこ最高額は$64!オイルの地道な活動の成果。
いやぁ、チリが積もってる!
ちなみに夏になるともっと空き缶や瓶が増えるので記録更新したらお知らせします(誰得)
おわりに
10cリファンドシステム、とてもいい!
道端に落ちてる空き缶を見ると“【ゴミが落ちてる】ではなく【10セント落ちてる】と思えるぐらい意識は変わりました。
邪かもしれませんが私はこのシステムのおかげで空き缶を拾う機会がかなり増えましたし。"自宅で出たボトルたちを持ち込む"というのが大前提なのですが我が家は缶瓶の消費が少ないのでゴミを拾って随時参戦 笑。10c対象じゃない瓶まで拾うようになった今では道が綺麗になるなら邪でもなんでもいいかと。
これからもバンバン利用させてもらいます(/・ω・)/
もっともエコフレンドリーな都市といわれる南オーストラリア!
現場からは以上です!
ペットボトルを使った靴もある(おまけ)
回収し無事リサイクルされた"リユース製品"。
去年のオイルへのクリスマスプレゼントの一つは使用済みペットボトルを使った新素材Converse Renewの靴を贈りました。コンバースのサステナブルラインから出たもので100%リサイクルポリエステルを使用し環境に配慮したもの。ペットボトルを拾い続けた彼のためのような靴。とても喜んでくれました!(エコ貯金から買いましたが)
日本にいた時から空き缶を拾い続けていた彼。換金できなくても空き缶やごみを拾う習慣があることってホントに素敵ですね。今年のクリスマスもリサイクルから生まれたものを送る予定です。(もちろんエコ貯金から)
換金関係なくゴミは拾う主義。
ブラボー!
Life is too short to waste.
(人生は時間を無駄にするには短すぎる。)
ってコンバースのソールの部分に書いてありました☆
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