クリスマスハンパーを贈ろう!【外国版お歳暮】

暮れの元気がご挨拶〜ってことで暮れになりました。
日本だとクリスマス&お正月前のとても忙しい時期ですね。
オーストラリアでは日本のお正月のような準備がないのでクリスマス準備が終われば比較的ゆっくりしています。
夏のクリスマスなので暖かさがさらにゆっくり感を加速させてる感じ。
寒いクリスマスが恋しいなぁと思いつつ、暖かいクリスマスはやっぱり最高(/・ω・)/
街を歩けばサンタ帽とビーサンでタンクトップな人がわんさかいますし。

さて、クリスマスプレゼントの準備と並行してクリスマスハンパーというものを我が家では毎年用意します。
一年お世話になった方にギフトバスケットを贈る文化で日本のお歳暮と似ています。オーストラリアにもこの感じあるんです、実は!
厳密にいうとオーストラリア発ではありませんが世界中でこのシーズンにハンパ―aka外国版お歳暮がバンバン飛び交っているのです〜

クリスマスパンパーって?

シンプルに言うと【クリスマス用ギフトバスケット】
Christmas Hamper(クリスマス ハンパ―)

イギリス生まれの習慣でクリスマスシーズンになると蓋のついたカゴバスケットなどに美味しいものを詰めて家族や友人に贈るというもの。
“美味しいものを食べてクリスマスホリデーをエンジョイできますように”という願いが込められてます。

クリスマスシーズンになるとオーストラリアでも店頭でハンパーのセットを見かけますし、オンラインも豪華なハンパーで溢れています。
もちろん自分でハンパー用のギフトを用意し個性あふれるハンパーも作れます(/・ω・)/

遠くにいる人へオンライン注文することもできますし、近くの方へならお家へお邪魔する際に手持ちで渡すことも可。
本当に日本のお歳暮みたい、それがクリスマスハンパ―!

カゴごとドンっと贈るよ!

ハンパ―の歴史

ハンパ―の語源の由来はフランス語の【hanapier】(装飾用ゴブレット)から。
11世紀にウィリアム王がフランスからイギリスに持ち帰りました。

1700年代には馬車を使って移動する人々が増え、移動中の食事を蓋のついたバスケットに入れて持ち運ぶように。食べ物とカトラリーが入ったこのバスケットは"ピクニックハンパ―"と後に呼ばれるようになり現代でも活躍しています。

時を経て誰かに特別なハンパ―を贈るようになったのは1800年代ヴィクトリア朝時代から。
裕福な家庭がクリスマス時期に家で働くスタッフに感謝を伝えるため沢山の飲み物と食べ物をハンパ―に詰めて贈ったのがクリスマスハンパ―の始まりと言われています。

やがて鉄道システムが普及しだすと人々は遠くに住む家族に特別なハンパ―を贈ることができるようになりハンパーを贈ることが定着しだしました。

今ではハンパーもワールドワイドに!

昔から変わらないのは"大切な人へ贈りたい"その気持ち!

ハンパーの中身

伝統的なクリスマスハンパーだと中身は小さな腐りにくい食品などを入れます。
フルーツケーキやチョコレート、ナッツ、ジャム、ビスケット。
蜂蜜や燻製肉、チーズも定番です。
手持ちで直接贈るならブーケを入れたりしてもOK。

ワイン好きな方へ贈るならワインをメインにチーズやクラッカーを添えて。
スイーツ好きな方にならチョコレートやビスケット、日持ちするケーキを。
紅茶好きな方へは紅茶とティーポットやティーカップもご一緒に。
バスケットに詰めれるだけ詰めましょう!
結婚お祝いなどにピクニック用の食器やラグの入ったハンパーも素敵。
デパートが販売するラグジュアリーなハンパーも根強い人気があります。

ハンパーを贈るシーンと相手の好みに合わせて変幻自在に変えることができます!

とにかくバスケットに選んだ食品やギフトを入れたらハンパー完成(/・ω・)/

英国老舗デパートのピクニックハンパーセットは毎年人気だよ

ハンパーを作ってみよう!

私はクリスマス当日にお邪魔する実家へ毎年ハンパーを持っていきます。
あまり豪華にしてしまうと気を使われてそのお返しがやってくるので
お返しがない程度のものをチョイスして。
オーストラリアのどこでも買えるものなのでスペシャル感ないですが。。。
気持ちです、気持ち!

紅茶類が売り切れてて残念!

選んできたものを〜

Merry Christmas!

カードも添えて詰めるだけ!

SO 気持ちです、気持ち!(2回目)

クリスマスイブにジンジャーブレッドビスケットも作る予定なのでうまくいけばそれも添えて感謝の気持ちと共に渡しに行きたいと思います(/・ω・)/
デパートのようなゴージャス感はないけど見てくださいこの溢れでる親近感を。
守りたい、このテイスト。

来年は早めに品物集めます。

夏休み最後の日に宿題するタイプがここにいる

おわりに

最近は日本でもそのワードを聞くようになったクリスマスハンパー。
一流ホテルやデパートでもお歳暮とは別に"冬の贈り物"としてクリスマスハンパ―セットを購入できるように。
贈る相手の喜ぶ顔を想像しながら用意するハンパ―はお歳暮同様、幸せな文化。
ちょっとした手土産にハンパ―を持参するもよし、プレゼントとは別に持っていくもよし。贈る方も贈られる方も気持ちが暖かくなること間違いなし。
お歳暮だと堅苦しいなという時はハンパーという形で日頃の感謝を伝えてみることをおススメします!

それではよいクリスマスを(/・ω・)/

キラキラ(/・ω・)/

自宅警備員が1年で1番稼働する月、それが12月。

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