オーストラリアで花粉症?空気清浄機購入【アレルギー性鼻炎】

環境が変わればなんたらとか言いますがそれにぶち当たる出来事がありました。
まさかのオーストラリアで花粉症akaアレルギー性鼻炎を発症。人生初!
移住して感じた環境の違いは“水が硬水”ぐらいで完全に忘れていた花粉症の存在。
日本では症状が全くなかったので自分は花粉症体質ではないと勝手に決めつけていたんですね。
花粉症=スギ花粉としか思ってなかったアホさ加減のおかげでこの微妙な体調不良に悩まされた渡豪二年目。
当時私は義両親宅に同居していて体調不良は完全にその気疲れと作品が思うように作れないストレスだと思い込んで疑いませんでした。ごめんね、義両親。
ですが新しい家に引っ越し義両親とは別になったのにおさまることのない症状。再度、ごめんね義両親。
コミュ障がゆえに人からの情報などなかったため自分がアレルギー性鼻炎だと自覚するまで結構回り道してました。もしオーストラリアで(というか海外で)謎の体調不良が起こるとがあるなら疑ってほしい“アレルギー性鼻炎”
そしてどんな感じでオーストラリアには花粉症があるのか調べたホイ(/・ω・)/

オーストラリアの花粉症事情

オーストラリアでは花粉症の事を”Hey fever(ヘイフィーバー)"と言います。なんて愉快な響き。
Hey=麦わら、fever=熱。
国民の8人に1人は花粉症を持っているいわれるというほどメジャーなアレルギー疾患。
日本ではヒノキ・スギ・ブタクサが代表的な花粉に挙げられますがオーストラリアはこれらの花粉は少ないそう。
オーストラリアで花粉症を引き起こす植物はシダレカンバ/ワトル(アカシア)/ユーカリ/カエデ/オリーブそれとそこらへんの芝生。それに牧草類めっちゃある‼‼
それとオーストラリアではハウスダストマイト(チリダニ・ホコリ・ペットのフケ)にアレルギー反応を起こす人が多くこれらに反応してしまう人は花粉症も引き起こす可能性があるそう。
つまり花粉症(季節性アレルギー)+ハウスダスト(通年性アレルギー)=年中鼻炎。(私はこれになりました)
そしてオーストラリアは世界でも有数の花粉症を含むアレルギー疾患発症の国でもあるそうです。
実際みな何かしらのアレルギー持ってます。ない人のが珍しいのか?と最近思います。

日本では鼻炎に無縁な人がこちらでアレルギー性鼻炎になるのは結構おおいよ!

花粉症を引き起こす植物の一部↑↑↑

日本では”ミモザ”という名でおなじみのオーストラリアの国花、ワトル(アカシア)
毎年春になるとアカシアの木は黄色いポンポンでいっぱいになりとてもチアフル。ですが花粉症だとわかってからは折れた枝を家に飾れなくなりました。悲しい。
ユーカリや芝生などもホントに身近な植物達なので避けようがない。見る分には大好きな植物。

花粉が発生しやすい時期

オーストラリアでは都市により花粉の舞う時期が若干異なります。
ですが日本と同じようにもっとも花粉が飛ぶ時期は春から初夏にかけての時期。
オーストラリアの8月後半から12月にあたる頃です。9月10月が一番ヘイがフィーバーしています。
一年中花粉を飛ばす草木もあり花粉ピーク時期以外も注意しなければいけません。
アレルギーに敏感な方がオーストラリアを訪れる際は事前に都市の花粉の時期など調べておくと◎。

内地の乾燥した地域は比較的に花粉の症状が少ないみたい。

アレルギー性鼻炎で起こった体の変化

肌荒れ クシャミ 鼻水 頭痛 目の痒み 涙目 だるさ

日本では花粉症になった事がないので他の症状は分かりませんがメジャーな症状が出てると思います。
たまに外で仕事があり1日動くとだるい、クシャミ、涙目の連発で"外に出るストレスかも、自分はいよいよ社会不適合状態なのか”と考えましたがバリバリ花粉症でしたね。
あの頃の自分に「これでも飲んどきな!」ってジルテック投げつけたいです。抗ヒスタミン剤

水の違いもあるけど肌荒れもめちゃめちゃ悩んでたなぁ。

アレルギー性鼻炎対策

  • 抗ヒスタミン剤を飲む
  • 風の強い日は外に出ない
  • 洗濯物の部屋干し
  • ハウスダストアレルギーの人はこまめな掃除

オーストラリアではスーパーマーケットで抗ヒスタミン剤が購入できます。様々なメーカーから出てます。
人それぞれ使用後の副作用等ありますのでどの薬がいいとかは明言できないけど私はジルテックを飲んでます。スーパーマーケットにもありますが私は大容量でお得なタイプをディスカウントケミストで購入。花粉症が始まる前から緩和するまで薬を二ヵ月は飲み続けるので大容量を持っておくとコスパよし。
そういえば花粉症の人でマスクする人はこちらでは見かけないなぁ。

とっさのアレルギー用に持っておいてもいいかと。

いびは散歩で何かに刺されてマズル腫れた時にこれ飲んだよ

僕も卵アレルギー出た時にこれ飲んだよ。

空気清浄機という選択肢

自宅警備員として職場は当たり前に自宅なんですがリアル仕事も自宅のスタジオでやってる私。
外に出ていないといえハウスダストマイトにも敏感になり様々な症状に悩んでいた時にオイルが空気清浄機をためしてみたら?と提案。これが私にはとても効果的でした!

職場環境は良い方が効率も上がるよ。テクノロジーに頼ることは悪い事ではない!

マジ神やん。

神キター

空気清浄機というものすら初めてだったので色々検討した結果、シャープ製を購入。

プラズマクラスターがよくわかってませんが、HEPAフィルターでアレルゲンをキャッチしてくれ、なおかつ加湿機能付きを。乾燥が激しいので加湿機能がついているの選んで正解でした!
難を言えば加湿機能ON/OFFボタンなどがないので水を入れたら空気清浄機がONのときはずーっと加湿してます。加湿したくないときはお水を抜く、それが手間かなぁというくらい。

使用後の変化は朝起きた時の喉の痛みがない。外から帰ってきたときの空気が違うこと

↑日本で売ってるほぼ性能一緒のシャープ加湿空気清浄機。
とってもリーズナブル。この価格なら家に2,3台は置きたい。
私たちは大体$400〜$500の間で購入したと思います。(曖昧)

目に見えにくいものだからこそ効果は半信半疑でしたが導入してよかったです。我が家は犬もいるので犬が走り回ったときは空気清浄機のマークがオレンジ色になる(空気汚いよサイン)ので効いてんなぁって関心しています。

余談ですが掃除機もHEPAフィルターがあるものを使ってますが少し重い。ペットの毛やホコリはかなり吸い取ってくれるけど重さとコードが効率悪い。これHEPAフィルター関係なく掃除機自体の問題かもですが。
いつか日本で人気なMAKITAの掃除機がほしいなと。実家で母上が愛用していて羨ましく思ってました。
ささっと掃除機かけたい時用にダイソンまではいかなくてもあの軽さは魅力的。地味にオーストラリアでも売ってるんですよ〜
DIYツールはMAKITA優秀です。オーストラリアでも人気。

おわりに

謎の体調不良に悩まされた渡豪二年間。解決策を見つけてここ一年は自分なりに対処できていると思います。
慣れない環境での体調不良は内面からのストレスだと思いがちになりますが外からもバリバリ受けます。
国も違えば空気も植物も違う。アレルギー性鼻炎になって改めてもっている固定観念捨てないとな感じました。
逆に日本では花粉症だったけどオーストラリアでは花粉症がなくなったという方、今まで本当にお疲れさまでした心労お察し致します。あとは引き受けます
花粉症の季節は始まったばかりですが今年は大丈夫。空気清浄機も完備したし花粉マックスの季節終わればのオーストラリアの最高な夏がくる(/・ω・)/
ちなみにアレルギーの具合にもよりますが病院(GP)へいってアレルギーの相談をしアレルギーセンターへ検査しに行くのも手です。
私もしばらくアレルギー検査はしてないので次に何か症状がでたら検査に行きたいなと思います

アレルギーとうまく付き合えたらもっと生きやすいお。まずは自覚することでした!

クシャミのマナー(おまけ)

海外と日本ではクシャミの仕方(?)が異なります。
二の腕やひじの内側で口をおおいクシャミするのがマナーです。手のひらで覆ったりカバーせずクシャミするのは良くない模様。考えたらそうですよね、覆った手どうすんだって話。すぐ洗えればいいけどそうじゃない環境の方が多いかと。
クシャミをし終わったら「Excuse me.(失礼)」と言い、周りでクシャミした人がいたら「Bless you!(お大事に)」と言いましょう。これいい文化だなぁと思います。
オイルは私がクシャミしたとき時々日本スタイルで無視するので「Bless you 言って。」と催促しますけどね。
以前、パパオイルの近くでクシャミしてブレスユーの一言待ってたのですが中々言ってくれないので目配せしたら特大ウインクが返ってきました。そうじゃない 笑